ページ3 ホモトキシコロジーについて |
ホモトキシコロジーは、他の現代医学と同様に特定の病気に対して、治療が作用することを目的としています。しかし症状の抑制のみでは、根本的な完治に導くものではないので、そのことを第一の目的としているのではありません。
ホモトキシコロジーの治療は、病気によって障害を受けた生体の調節プログラムのバランスを、再び回復させることを目標としています。そこで、生体の持つ防御力を強化して、免疫システムを助けることを目的としています。
ホモトキシコロジー製剤の投与により、生体の調節、防御、排せつのメカニズムがサポートされるため、良い回復が見られています。
2 ホモトキシコロジー治療の目標
a 生体全体の治療
b 自己治癒力の補助、促進
c 健康状態の回復
d 治療の無害化
3 治療により何ができますか?
食事に気を付けていたり、獣医師による定期的な健康診査を受けるなど、最善の配慮をしていても動物が病気になる場合があるかもしれません。その場合でも、ホモトキシコロジー治療は、薬による副作用の心配をすることなく、動物自身が病気を治すことができるように補助することができます。
4 使用例
急性疾患、慢性疾患および感染症の予防や、外傷治療の補助に使われています。錠剤、液剤または注射剤、軟膏もあります。
特に老齢の小動物にとって慢性の関節疾患は大きな負担となっていますが、ステロイドに依存しない治療のため、長期投与も可能です。
老齢の猫の場合は、特に腎機能不全がよく見られます。それは徐々に進行し、病気が既にかなり進行した時点で、初めて症状が表れることもしばしばです。それで、現代医学の薬で治療しても、残念ながら回復を期待できないのが現状です。しかし、CKD(慢性腎臓病)の猫においても、ホモトキシコロジー治療は助けになります。既に腎臓組織が破壊されている場合は、もはや完全な健康を取り戻すことはできないかもしれませんが、治療によって明らかに猫の体調が改善し、生活の質が回復している例も多く見られます。
5 効果が期待できる症例(犬、猫)
・外傷 ・関節疾患 ・腎臓疾患(猫のCKD)
・歯周病 ・皮膚病 ・呼吸器疾患
・消化器疾患 ・代謝性疾患・慢性疾患
・ストレス(引っ越し、非日常的な騒音など)
* ホモトキシコロジー治療について
さらに詳しい情報を知りたい方は、
もご参照ください。