ページ2  はり灸施術、漢方薬処方について

 
 

 タイトル1  はり灸施術について

 
 はり治療の際は、写真の様な保定の道具に手足を入れてもらって、偶数本のはりをツボに刺します。はりは、1回1回使い捨てのものを使用しています。
 
 通常は、8本、体のツボに刺した後、写真の手前に写っている低周波治療器と、ツボに刺したはりをつないで、10分程電流刺激も加えます。
 
 はりそのものの効果に加えて、低周波電流のはたらきで、相乗効果が得られるようにしています。
 
 はり治療の後は、保定の道具の上にのせている温熱灸の器械で、ツボを温めます。
 
 
 はり治療の研修は、日本動物鍼灸研究会の獣医師向け鍼灸セミナーに参加して受けました。
 
 
 


 タイトル2  大型犬の場合は?

 
 ゴールデンやラブラドルレトリバーなどの大型のワンちゃんの場合は、写真の様な保定の道具を使用します。
 
 


 タイトル3  猫さんの場合は?

 
 猫さんのはり治療は、通常飼い主の方に抱いてもらった方が、安心するようなので、その状態ではり治療させていただきます。
 
    はり治療の 適応症
 
   ・神経系疾(神経痛、神経麻痺など)
  ・運動器系疾患(関節炎、椎間板ヘルニアなど)
  ・消化器系疾患(胃腸炎、下痢、便秘など)
  ・生殖、泌尿器疾患(膀胱炎、尿閉など)
  
 
漢方薬の処方について、
 
 ・漢方薬は、特に猫さんの場合飲んでもらうのに、工夫が必要です。
 ・効果が表れるまでに、数か月かかる場合がありますので、抗生物質などのように即効性があるわけではありません。
 
 以上のような点を了解いただいたうえで、処方しています。