はり治療の際は、写真の様な保定の道具に手足を入れてもらって、偶数本のはりをツボに刺します。はりは、1回1回使い捨てのものを使用しています。 通常は、8本、体のツボに刺した後、写真の手前に写っている低周波治療器と、ツボに刺したはりをつないで、10分程電流刺激も加えます。 はりそのものの効果に加えて、低周波電流のはたらきで、相乗効果が得られるようにしています。 はり治療の後は、保定の道具の上にのせている温熱灸の器械で、ツボを温めます。 はり治療の研修は、日本動物鍼灸研究会の獣医師向け鍼灸セミナーに参加して受けました。 | つ |
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ゴールデンやラブラドルレトリバーなどの大型のワンちゃんの場合は、写真の様な保定の道具を使用します。 | |
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猫さんのはり治療は、通常飼い主の方に抱いてもらった方が、安心するようなので、その状態ではり治療させていただきます。 | |
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はり治療の 適応症
・神経系疾(神経痛、神経麻痺など)
・運動器系疾患(関節炎、椎間板ヘルニアなど)
・消化器系疾患(胃腸炎、下痢、便秘など)
・生殖、泌尿器疾患(膀胱炎、尿閉など)
漢方薬の処方について、
・漢方薬は、特に猫さんの場合飲んでもらうのに、工夫が必要です。
・効果が表れるまでに、数か月かかる場合がありますので、抗生物質などのように即効性があるわけではありません。
以上のような点を了解いただいたうえで、処方しています。